こどもDIY部の紹介動画をリニューアルしました
こどもの好きは一生モノ。好きをみつけて好きを育てるこどもDIY部では、どんなことができるの? 何を作れるの? どんな道具があるの? どんな材料があるの? を動画でご覧になれます。
それでも全部は紹介しきれないので、 これからブログでも紹介していきますね。
こどもDIY部が大事にしているのは、自分で決めて自分で行動する=自由な場所を作ること。
自由は良いことでしょうか?
人は安き方に流されてしまうので、子育ての場面では自由ばかりだとよくないことが起きるのではないか?と不安になることもしばしば。
ずっと自由について考えてきて、これは間違いなく良い面だと思うことがあります。
工作やアート活動に没頭するための「自由」は、好きなものを選んで表現する才能の芽生え
私たち大人も、こどもの頃に好きだったことを振り返れば、それが今でも心の中に残っていませんか?
仕事や人間関係で行き詰まった時、次にどんな道に進むか悩む時、自分は何がしたいんだろうと考えます。
その時に思い出すのがこどもの頃に好きだったことや夢中になったこと。
自由な環境だと好きなことしかしないので、個性がわかりやすい
絵の具遊びは手が汚れるから嫌いな子は、手触りの良い毛糸や布が好きだったり、工作のアイデアはあるけど実際には作れないからと作らなかったり、人にやってもらったり。
工具を扱うのが怖い子もいれば全然平気な子もいる。
好きなことや才能は良い思い出としてだけでなく、成長していく中でさらに深まり、新たな発見が待っていることもあります。絵が好きだからイラストレーターになればいい、とかそういう安直なモノではなくて、まだ言葉が拙いこどもの才能を読むことができるツールだとイメージして見てください。
西落合シェア工房の入り口にあるレゴの東京タワーを作った子の話
今は中学生になった子が小学生の時、キットではなく設計、部品探し、組み立てと1から考えて少しづつ作り上げました。
東京タワーを作った子は、「きっちり」組み立てるのが好きで、たとえば東京タワーの組み立て時にも途中でX軸とY軸のブロック数がずれてしまうと気持ちが悪くて全部壊して組み立て直す性格。完成までに1年かかりました。
中学生になった今では、レシピをきっちり守ってプロのようなお菓子作りにハマっています。
私たちの役割は、こども達が自分の好きなことや才能を見つけられるような環境を提供し、保護者に共有すること。
それは必ずしも作品という形になると限らず「これ潰したらどうなる?」「どこまでヤスリで木を削れるかな?」という研究的視点だったりもします。
工作やアート活動を通して彼らの好奇心を尊重することを大事にしているのは、大人になってから大事になる宝物先に見つけておくことなんだと思って、毎日こどもたちと工作をしています。
何していいかわからない自由の苦しみもあるけど、新しい可能性をみつけるチャンスにもなるじゆう工作の時間に遊びにきてみてね。
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