かんたんキレイな工作〜スライム
こどもたちはどうして こんなにスライムが好きなんだろう?
無限に材料があったらずっと作っている、魅惑のスライム。
過去史紹介した「こどもの工作でレジンをじっくり楽しむ方法」や「カンタンきれいな色水あそび」と同じくらい、いやそれ以上人気。
今日はスライムづくりの人気のポイントをまとめてみたよ。
1. カンタンに作れて、カンタンに創造性を刺激できる
せんたくのり、水、ホウ砂をいれて混ぜるだけのカンタンな工程。
色を変えたり、硬さを変えたり、混ぜるものを変えたりして変化させるのが面白い!
混ぜ物は発泡ビーズやラメ、シェービングフォームが人気です。色違いのスライム同士を同じ容器に入れると、比重で層ができるのも、こどもにとっては驚きポイントです。(最後には色が混ざって汚くなるのでキレイなのは一瞬だけという儚さ)
2.新しい感覚との出会い
新型コロナの流行と共に、どこに行っても消毒液があり、しょっちゅう手洗いをし、世の中が清潔になってそれが普通になりましたね。人生のほとんどが清潔で当たり前の暮らしをしている子どもたちは、手が汚れることを極端に嫌がります。
絵の具、ボンド、粘土など、ちょっとついたら手を洗う。砂も気持ち悪くてさわれない子が増えています。
そんな子どもたちにとってスライムはなかなか気持ち悪い感触なのですが笑、なぜかスライムだと触って遊んでいます。小さな冒険としてのスライム遊びというわけです。
3.ストレスの軽減
そんな子どもたちにとってスライムはなかなか気持ち悪い感触なのですが笑、なぜかスライムだと触って遊んでいます。小さな冒険としてのスライム遊びというわけです。そのうち慣れてだんだん気持ち良くなっていきます。スライムを手で触ることやこねることは、リラックス効果があります。手を動かすことや触覚刺激を受けることで、ストレスや緊張を和らげる効果が期待されます。
4.協力と社会性の向上
スライムづくりは簡単なので小さな子でも友達に教えてあげることができます。人に教えるって楽しいし、成長にもつながります。材料を分け合ったり、アイデアを共有したりすることで、社交性や協同作業の機会が生まれます。
5.科学的探求心の育成
スライムは、せんたくのり(PVA)とホウ砂が反応してゲル状になる科学反応です。材料が混ざることで新しい物質ができることをカンタンに学ぶことができ、基本的な科学的探求心が育まれます。
とまあ、良いことづくりなのですが家に持って帰るとお父さんやお母さんに怒られることも多いのがこのスライム。
子どもが大量のスライムをカーペットにこぼした!と嘆いているお母さんは、本当に気の毒でしかありません(涙)
スライムをカーペットにこぼしてしまったら
なるべく早くふきとる!
それでも落ちない場合はお酢やクエン酸で掃除する!
ホウ砂はアルカリ性なので、酸性のものでお掃除すると落ちやすくなる、というわけです。
ホウ砂の扱いは要注意!
キレイなものには毒がある。
ホウ砂は毒性がありますので要注意です。口や目など粘膜に触らないようにしましょう。
長時間触らず必ず手洗いを。
大人の人がホウ砂を水で薄めておいて使うようにしてくださいね!
アトリエでは注射器で吸い取るようにしています。
科学が好きな男の子たちの番外編
実験が好きな子たちが集まるとホントに大騒ぎ。
この日は「片栗粉でダイラタンシーを作るぞ!」から始まり「スライム混ぜようぜ!」とスライムとダイラタンシーを混ぜて、「砂鉄もいれようよ!」と思いつくままにまぜまぜしてできたのがこちら。
????こんにゃく????
片栗粉のおかげでぷるんぷるんに硬くなり、砂鉄の粒々がこんにゃくにしか見えない。
しかも子どもたちは片栗粉で真っ白け。テーブルも床もスライムでドロドロ。
ドロドロ大胆に遊びたい子、西落合シェア工房でお待ちしております!
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